【秋分 七十二候】蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ) 過ぎゆく秋を惜しむ

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虫、蜥蜴、蛇、蛙が土に隠れる頃

秋分、秋の半ばになる9月28日から10月2日頃の季節を七十二候で、蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)を謂います。

自然の中で活発に動いていた虫達が、冬眠の準備を始めます。そして寒く厳しい冬が終わるのを待ち半年間土中で静かに過ごします。『むしかくれてとをふさぐ』の意味は、虫が冬眠する際に土を掘り、その穴をふさぐという意味なのですね。

そして『啓蟄』に動き出し、地上に姿を現わすのです。啓蟄は土の中で冬ごもりしていて、温かい土を啓(ひら)いて扉をひらいて、出てくると這い出してくるといった意味ですね。この場合の虫は昆虫のみでなく、蜥蜴や蛇、蛙などの爬虫類も含めます。

過ぎゆく秋を惜しむ

秋も半ばになり、過ぎゆく秋を惜しむ歌を詠んだ人がいます。藤原定家です。

『明けばまた秋のなかばも過ぎぬべしかたぶく月の惜しきのみかは』【新勅撰和歌集 秋上】
(十五夜が明けると、秋も半ばがすぎてしまったことになります。傾いて西の山に入る美しい月が惜しいと思っているだけでなく、すぎゆく秋が惜しくてたまらないのです)

古来秋の夜長を楽しむ心のゆとりをもった日本人はなんて、風流で贅沢だったのでしょうか?当時まだ、電気がなく夜の闇を月が照らし、秋の風を肌に感じながら酒を一杯呑むひととき。暑くもなく寒くもない過ごしやすい時が流れ、昨日のことをそして明日のことを夜のしじまにひとり想う。そんなかけがえのない時間。すぎゆく秋が惜しくてたまらない。

そんな感性で暮らしていたんですね。なんだかうらやましいです。

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